赤坂の迎賓館は〜よく外から眺めてました。中に入って見学ができるようになったんです。とんすけが見学したときの様子を紹介します。
迎賓館にはどんな歴史があるの?
明治42年(1909年)かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった場所に10年の歳月をかけて建設されました。東宮御所(皇太子様の居所)でした。
地上2階、地下1階。幅は125メートル、奥行き89メートル。高さ23.2メートルと広大な建物です。
明治時代、当時の一流建築家や美術工芸家が総力をあげて建設した、日本では唯一のネオバロック様式の西洋風宮殿建築です。
昭和天皇や今生陛下が一時期お住まいになった以外、東宮御所としてあまり使用されることはありませんでした。
戦後、管理は国に移管。国立国会図書館、内閣法制局、東京オリンピック組織委員会など、国会や行政の機関に使用されていました。
戦後十数年、外国の賓客を国として接遇するための施設が必要となり、5年あまりと108億の経費をかけて改修が行われ、昭和49年、現在の迎賓館赤坂離宮が完成しました。
会館以来、世界各国の国王、大統領、首相などの国・公賓が宿泊。歓迎行事や首脳会談、晩餐会など華々しい外交の舞台となっています。
平成21年に、本館、正門、主庭噴水池が国宝に指定されました。
迎賓館赤坂離宮見学するには?
来賓の方を迎えるのに師匠のない範囲で一般公開が行われています。
見学が可能なのは3箇所。それぞれ申し込み方法、拝観料が違います。
① 赤坂離宮の前庭
事前申し込み不要。参観料金は一般300円、大学生以下無料
前庭には売店やカフェスペースがあります。
なんと!!
本館を眺めながら〜アフタヌーンティーが楽しめます!!!
お値段はちと高め!!ですが^^^国宝を眺めながらティータイムなんて素敵すぎます 😀
屋根の装飾がすごいよ〜〜
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② 本館および主庭
事前予約と当日先着順の二つの申し込み方法があります。
参観料は、大人1000円、中高生500円
本館ないは写真撮影禁止!!
思い出が残せな〜〜い!なんて嘆かないで!!立派な冊子をいただけます。各部屋の写真と説明文が記載。建築好きにはたまらないでしょう。
順路に沿って進みます。各所には係員が立ち、館内の壁などに触れないよう目を光らせています。
パネル展示やデジタルサイネージで各室ごとに説明を見ることができます。またボランティア説明がいて質問に答えてくれます。
日傘は必ずカバンに入れなければいけません!
国宝の噴水は見応えがあります
彫刻の石組みの上に青銅製の水盤を置いた構造。中盤の上にいるのはシャチ。
縁石にいるのは亀。その四方をグリフォン(ギリシャ神話に登場する上が鷲、下半身がライオン)
水が豊富に噴出されて〜夏場は近くにいると涼しいです。
噴水と本館は絶好の写真スポットです。
③ 和風別館
事前申し込み制のガイドツアー形式。これを申し込めば本館・主庭も見学可能
大人1500円、中高生700円
赤坂迎賓館へのアクセス
● JR総武線「四ツ谷」駅 赤坂口から徒歩7分
●東京メトロ丸ノ内線「四ツ谷」駅下車 1番出口より徒歩7分
東京メトロ南北線「四ツ谷」駅下車 2番出口より徒歩7分
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