伊香保温泉石段の一番上に鎮座する伊香保神社

伊香保神社 不思議な世界
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伊香保温泉のシンボル石段。その365段の最上段にある伊香保神社。そこは海抜約783メートル。

 

▪️ 御祭神 大己貴命(おおなむちのみこと)

(大国主神おおくにぬしのかみ・葦原色許男神あしはらしこおのかみ・八千矛神やちほこのかみ・宇都志国玉神うつしくにたまのかみ)

少彦名命(すくなひこなのみこと)

 

▪️御大祭 9月19日。第54代仁明天皇の承和2年(835年)9月19日大社の社号を授けられたことに由来している。

 

▪️本殿 伊香保温泉街365段の最上段に鎮座し、南に榛名山、北東には越後連山が眺望される位置にある、明治11年春、伊香保大火により消失御仮宮として建立、現在に至る。

 

▪️由緒 第11代垂仁天皇朝時代(紀元前29〜70年)開起と言われている。

 

▪️沿革

◇905年 第60代醍醐天皇の905年に編纂が始められた「法律執行細則集」の中の「神名帳」に伊香保神社が記載されている。朝廷公認の神社となった。

平安時代「延喜式神名帳」には全国2861の神社が登場。これらは全て歴史のある神社で式内社と呼ばれた。

◇鎌倉時代初期、各国ごとに1位の神社を定めた。大和国は大神神社、信濃の国は諏訪大社のように「一宮制」ができたが、これに準ずる二宮、三ノ宮を定める国もあった。上野国は十二宮を定め、一宮が貫前神社、二宮が赤城神社、伊香保人事は三宮となった。

明治維新後、太政官布告により新たに近代社格制度が敷かれた。政府管轄の神社(官弊社)、地方官管轄の神社(国弊社)の次に、地方公共団体管轄の神社(府県社)などができ、伊香保神社は県社を賜った。

 

▪️御神徳 古来より縁結び、子宝、安産、子育て、家内安全、商売繁盛、健康(病気平癒)、農業(豊穣)など

 

▪️年中行事 1月1日元旦祭、2月3日節分祭、9月18日〜20日伊香保まつり

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