どーも海と一人旅が大好き♪とんすけです!
2018年6月末に小笠原一人旅〜♪父島と母島に滞在して様々なトレッキングコースを巡りましたよ〜
この記事では、母島上陸した午前中、ネイチャーガイドさんと共に歩いた絶景のトレッキングコース南崎・小富士コースを紹介します。
南崎から見た海の絶景は一生忘れられないぞ〜
小笠原母島トレッキングコース「南崎・小富士コースとは?」
- 所要時間は3時間〜4時間
- (片道車で約10分、遊歩道約1時間)
- やや健脚向き
都道最南端から南崎まで45分、小富士まで約1時間。ビロウとタコの木の森を歩きます。途中、蓬莱根、ワイビーチなどの浜へ続く道があります。
都道最南端にある駐車場で車を降りて〜いざ出発です!
母島を南北に縦断している約13.9キロの都道241号線の終点です。ここが都道の最南端なんですよ〜
南崎・小富士コースの見どころ「すり鉢」
すり鉢状の地形になっています。
昔、村の子供たちがオガサワラビロウの葉を敷いて滑って遊んだようです。楽しそ :-D今は斜面の下にモクマオウが侵入し始めています。
土が赤みを帯びているのは、土に含まれている鉄やアルミニウムが酸化したためで、このような土はラテライトと呼ばれ、熱帯・亜熱帯地方に特有の土壌です。
小富士に向かう途中に見た植物など
駆除対象の外来種のトカゲ・グリーンアノールちゃん。小笠原の貴重な昆虫たちを食べてしまうので嫌われています
小鳥のための水場。通りすがりの人が水をお皿に入れてあげます^^
駐車場から約1時間、急な階段とステンレス梯子を登ったら小富士の山頂です!!
頂上手前が1番の難所だよ!頑張れ!
母島・小富士からの眺めは絶景!一生忘れませんっ!
海も山もサイコーの眺め!!
この森の中を歩いてきたんだよ〜
小富士の山頂からは、南崎のサンゴ礁や、向島、平島、妹島などの母島の属しまが一望できます。
ここから見える島々は、水深100mで地続きになっており、約1万年前まで続いた最後の氷河期、ヴェルム氷期時代には海面が低下し、島同士が陸続きになったり狭い水路を挟んで隣接していました。
当時はどの島にも、メグロが棲んでいましたが、今では母島・妹島・向島にしか棲んでいません。
この場所からは春から夏にかけて、繁殖しているカツオドリの飛び交う姿が見えます。
冬から春にかけては、繁殖や子育てのために小笠原にやってくるザトウクジラのブローやブリーチを見ることができます。
美しすぎる南崎海岸を見下ろします
サンゴ礁が美しく魚類も豊富!でも潮の流れが急なので岩の外では決して泳いではいけません!
小富士山頂で絶景を楽しんだ後、この南崎海岸まで降りますよ〜〜
美しい〜〜美しすぎる〜〜
南崎海岸の野猫問題を知ろう
南崎の岬の付け根付近に見える柵は、野猫が海鳥の繁殖地に入らないように設置されました。
南崎はかつて、カツオドリやミズナギドリなどの海鳥の楽園でしたが、野猫による被害で海鳥がいなくなってしまいました。そこで行政・NPO・ボランティアにより柵の設置や野猫の捕獲活動が開始されました。
これらの活動により、2007年からオナガミズナギドリの営巣が、2014年からはカツオドリの営巣が確認できました。
捕獲された野猫は、父島の「猫の待合室」に一時的に預けられ、その後内地に送られ、獣医師により人になれるよう訓練され、里子に出されます。
島ねこマイケルのお話も読んでね!
小富士を南崎海岸から見るとこんな感じ
日本一南にある”ふるさと富士”は、標高86m
妹島・姪島などの属島が見渡せ、眼下には珊瑚の美しい南崎海岸。初日の出を迎える名所となっています。
登頂前に母島観光協会に申し込むと登頂記念証がもらえるよ
南崎海岸そばの休憩所でお弁当を食べて、もときた道を戻りトレッキングは終了で〜〜す
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