どーも旅好き♪とんすけです!木更津の観覧車に乗ったとき、彼方に見える台形の山に釘ずけ!
山頂が真っ平ら、なんだあの山は!山頂からは眺めがいいに違いない!
と、眺めがいいところ、絶景眺望大好きとんすけはその台形のお山へ向かうため、方向を定め、木更津駅へと向かいました。久留里線の中のポスターでその台形の山が船塚山と判明!ちば眺望100景にも選ばれ眺望がサイコーと知り登山しました!すぐに台形の山の正体が判明!ワシってなんてラッキー。
- 最寄駅からの船塚山への道順
- 船塚山の山頂の様子
- 船塚山の山頂からの眺望〜紹介します!
木更津の観覧車から見た船塚山、台形でしょ?
船塚山の絶景を見に行こう!山へのアクセス
君津市に位置する台形のお山。船塚山登山するには、木更津駅から久留里線に乗車します。そして無人駅「下郡駅」で下車。ワンマンカーなので運転手席の後ろで乗車賃を払って下車します。
スイカなど交通系カードは使えません!木更津駅で切符を買いましょう!
久留里線は初乗車。切符を買わずに乗り運転手に怒られましたあ
久留里線下郡駅下車、徒歩で山頂を目指します!
下郡駅は田んぼの中の無人駅 💡
目の前が田んぼだよ〜びっくりだぁ
下郡駅を出たら久留里街道を亀山方面へ向け2、3分歩きます。すると左に道が見えます。ここに船塚山への案内看板あり。
船塚山ふもとには美味しいと評判の湧き水があるぞ!
山本の「殿の下井戸」とは?生活用水や農業用水になる貴重な湧き水
ゴルフ場開発問題が発生した昭和60年頃、水田の水源不足発生と、農業環境破壊に危機感を抱いたここ山本の住民は、水源対策として地元に井戸を掘ることを決意しました。約1500万円をかけ山本地区五箇所の井戸を昭和62年に作井業者に委託して完成しました。井戸には水天宮様が祀られており、自然の恵みに対する地元民の感謝の気持ちが込められています。現在では地元約50戸の生活用水としてなくてはならないものとなりました。(井戸の看板より抜粋)
口コミによるとこの湧き水はとってもおいしいらしい!車で汲みに来た人を見かけましたよ
水は冷たくて気持ちよかったぞ!
農家の集落があるのどかな道を歩いてゆくと、また井戸がありました。
この井戸の前に船塚山へは左折するよう案内看板あり。
ここから登り坂が始まります。しばらく登り、民家がなくなると分岐に当たりました。
東口参道入り口です
この分岐の左を見ると大きな切り通し!
地元の方の車が結構通ります。重要な切り通しなんですね〜
切り通しへはゆかず、分岐右へ。林道山本線に入ります!この道が東口参道
大きな檻が置いてありました。イノシシでも出るのかな?
イノシシと遭遇しないよう祈りながら歩く。道は狭く、車はすれ違えない幅です。ですが舗装はされているので快適に歩けます。
しばらく行くと右手に古い神社が見えて来ました。これは「飯高神社」
あまり整備されてない雰囲気〜付近は鬱蒼としてて怖い。本殿の前には苔むした急な階段がありました。
山頂を目指すには、井戸のあった集落からこの階段をのぼるルートもあるようです。しかし崩れかけた石段。枯葉だらけ〜この石段を登る気にはなれないなあ 🙁
周囲は大きな杉の木だらけですが、光は差し込むので明るい林道です。
おや?急に道の傾斜が激しくなりました。もうそろそろ山頂かな?
あれ?鳥居が見えるよ!船塚山山頂には神社があるんだね!
船塚山の山頂には神社と桜と絶景眺望があります
船塚神社
船塚山周辺の祖先は、敬神崇祖の念が厚く、船塚山頂に神殿、山荘を創立し、代々その美風を継承して来た。建物は百有余年の星霜に耐えてきたが平成8年9月23日、台風17号が来襲、神殿山荘とも半壊となる大被害を被った。「船塚山を守る会」は会員や隣接地区の有志者と多大の寄付金、労力奉仕のもとに再建工事を進め遷宮式典、洛西式典は平成9年10月19日、各界の名士12名臨席し厳粛にして盛大に挙行された。
春の桜、夏の涼風、秋の七草紅葉と、天然の美を備えた環境と、山頂からの鳥観は誠に素晴らしい景観です。特に霊峰富士山の眺望は気宇壮大な感動を与えてくれる。
このような「ふるさと船塚山」の景観を大切に守り、敬神崇祖の念も合わせて継承されるよう念願して止まず、ここに再建の喜びを機に記念碑を建立した次第である。(平成10年7月記念碑より抜粋)
御神木「ヤマザクラ」
樹齢100年を越す大木。根元から倒れてしまっています。ひゃ〜大変デスゥ。最近倒れたようですね。
山頂の芝生広場は真っ平ら!だから山が台形に見えるんだね〜
これが山頂か?真っ平らな広場になってるよ〜
とても広い範囲が真っ平らです〜。芝生広場。桜がたくさん植えられていました。桜が咲く頃のピクニックには持ってこいですねぇ〜
簡易トイレが2つありました。安心です。
船塚山の眺望*海の向こうに都心のビル群から富士山まで見える
写真だと見えないのが残念!小櫃平野の向こうに舞浜、スカイツリー、品川のビル群などが見えます
川崎、横浜、横須賀まで見えます!富士山も綺麗に見えましたよ!
船塚山眺望の方位略図がありました!
夜景は素晴らしいと推測されます〜しかし林道には街灯なし、山頂もあかりなし!夜に来るのは車でも勇気がいるぞ!
船塚山は「月山」に似ているらしい
船塚山は平野から見ると台形に見えます。この形が山形県にある「月山」に似ているそうですよ。そのことから出羽三山信仰の山となり、船塚山神社は小さいながらに本殿、拝殿形に整えています。
これが東京湾側から見た船塚山(木更津の観覧車から撮影)↓
これが山形県の出羽三山の一つ「月山」↓
平野の向こうに山頂が平らなお山がある!〜似てますね!
出羽三山信仰とは?
昔からこの付近の先人は、信仰心が深かったんですね〜
船塚山頂への東口参道へのアプローチは二箇所ある
船塚山を元来た道を下山して梺の集落を散策してたら、2つ東口参道への入り口を見つけました。
石碑のところに案内看板!
石碑「筆子塔」横から東口参道で山頂を目指す
筆子塔とは?
幕末から明治5年頃にかけ、何処からとも知れぬ教育者が山本の里に現れた。この人物は黙斎と名乗り「仁寿堂」という塾を開き、近隣村々の子弟を集め勉強を教えた。明治5年に公布された学制頒布により閉鎖、その場所に梅の木を植えて筆子塔を建てた。その石碑には上部に横書きで「天満宮」とあり、その下に縦書きで「筆を埋めしところに梅を植えて、天満つる神の御霊が梅が香は萬代にほへ、山本の里」とあり、裏面には「明治5年晩秋、黙斎記」とある。なお台石にはこれを建立した門人たち51名の名が刻されている。(看板より)
この石碑横の坂を少し登り右折。すると東口参道入り口にたどり着きます。
圓明院横の道から西口参道で山頂を目指すルートもあり
この道を入るとすぐに山道。くねくね登って行くと山頂に辿りつきます。今回この道を通っていませんが、地図を見る限り、道は急な坂道と思われます。
圓明院とは?
真言宗智山派の寺。関東八十八霊場五十四番札所。大きな赤い鐘楼は千葉県最大。地元出身ホタテマンの安岡力也氏の墓がある。
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