千葉の山!君津市で登山!山頂から眺望が楽しめる【船塚山】ちば眺望100景51番

船塚山 旅行
船橋から見た船塚山
この記事は約8分で読めます。

どーも旅好き♪とんすけです!木更津の観覧車に乗ったとき、彼方に見える台形の山に釘ずけ!

とんすけ
とんすけ

山頂が真っ平ら、なんだあの山は!山頂からは眺めがいいに違いない!

と、眺めがいいところ、絶景眺望大好きとんすけはその台形のお山へ向かうため、方向を定め、木更津駅へと向かいました。久留里線の中のポスターでその台形の山が船塚山と判明!ちば眺望100景にも選ばれ眺望がサイコーと知り登山しました!すぐに台形の山の正体が判明!ワシってなんてラッキー。

  • 最寄駅からの船塚山への道順
  • 船塚山の山頂の様子
  • 船塚山の山頂からの眺望〜紹介します!
とんすけ
とんすけ

木更津の観覧車から見た船塚山、台形でしょ?

観覧車から見た船塚山

スポンサーリンク

船塚山の絶景を見に行こう!山へのアクセス

久留里線に貼ってあるポスター

久留里線の中のポスター

君津市に位置する台形のお山。船塚山登山するには、木更津駅から久留里線に乗車します。そして無人駅「下郡駅」で下車。ワンマンカーなので運転手席の後ろで乗車賃を払って下車します。

スイカなど交通系カードは使えません!木更津駅で切符を買いましょう!

とんすけ
とんすけ

久留里線は初乗車。切符を買わずに乗り運転手に怒られましたあ

久留里線下郡駅下車、徒歩で山頂を目指します!

下郡駅は田んぼの中の無人駅 💡

君津市船塚山最寄駅「下郡駅」景観

目の前が田んぼの無人駅。絵になるぞ!

とんすけ
とんすけ

目の前が田んぼだよ〜びっくりだぁ

下郡駅を出たら久留里街道を亀山方面へ向け2、3分歩きます。すると左に道が見えます。ここに船塚山への案内看板あり。

船塚山へ向かう看板

久留里街道沿いにある道案内

船塚山ふもとには美味しいと評判の湧き水があるぞ!

君津市山本の「殿の下井戸」

井戸水は誰でも汲んでいいようです

山本の「殿の下井戸」とは?生活用水や農業用水になる貴重な湧き水

ゴルフ場開発問題が発生した昭和60年頃、水田の水源不足発生と、農業環境破壊に危機感を抱いたここ山本の住民は、水源対策として地元に井戸を掘ることを決意しました。約1500万円をかけ山本地区五箇所の井戸を昭和62年に作井業者に委託して完成しました。井戸には水天宮様が祀られており、自然の恵みに対する地元民の感謝の気持ちが込められています。現在では地元約50戸の生活用水としてなくてはならないものとなりました。(井戸の看板より抜粋)

とんすけ
とんすけ

口コミによるとこの湧き水はとってもおいしいらしい!車で汲みに来た人を見かけましたよ

水は冷たくて気持ちよかったぞ!

山本の殿の下井戸

 

農家の集落があるのどかな道を歩いてゆくと、また井戸がありました。

船塚山ふもとの井戸

 

この井戸の前に船塚山へは左折するよう案内看板あり。

船塚山への案内看板

案内看板が随所にあり親切

 

ここから登り坂が始まります。しばらく登り、民家がなくなると分岐に当たりました。

東口参道入り口です

船塚山へのアクセス分岐点

右に行くと山頂へ向かう東口参道、林道

 

この分岐の左を見ると大きな切り通し!

船塚山の切り通し

地元の方の車が結構通ります。重要な切り通しなんですね〜

 

切り通しへはゆかず、分岐右へ。林道山本線に入ります!この道が東口参道

船塚山への林道に入る

とんすけ
とんすけ

大きな檻が置いてありました。イノシシでも出るのかな?

イノシシと遭遇しないよう祈りながら歩く。道は狭く、車はすれ違えない幅です。ですが舗装はされているので快適に歩けます。

 

しばらく行くと右手に古い神社が見えて来ました。これは「飯高神社」

船塚山中腹の飯高神社

あまり整備されてない雰囲気〜付近は鬱蒼としてて怖い。本殿の前には苔むした急な階段がありました。

飯高神社の石段

山頂を目指すには、井戸のあった集落からこの階段をのぼるルートもあるようです。しかし崩れかけた石段。枯葉だらけ〜この石段を登る気にはなれないなあ 🙁

 

周囲は大きな杉の木だらけですが、光は差し込むので明るい林道です。

船塚山へ向かう林道

 

おや?急に道の傾斜が激しくなりました。もうそろそろ山頂かな?

船塚山山頂へ向かう道

 

あれ?鳥居が見えるよ!船塚山山頂には神社があるんだね!

船塚山山頂

久留里線「下郡駅」から船塚山山頂まで、徒歩で40分!152メートルのお山。簡単に登山できるので眺望を楽しみに登って見てはいかがでしょうか?

船塚山の山頂には神社と桜と絶景眺望があります

船塚神社

船塚山山頂にある船塚神社

船塚山周辺の祖先は、敬神崇祖の念が厚く、船塚山頂に神殿、山荘を創立し、代々その美風を継承して来た。建物は百有余年の星霜に耐えてきたが平成8年9月23日、台風17号が来襲、神殿山荘とも半壊となる大被害を被った。「船塚山を守る会」は会員や隣接地区の有志者と多大の寄付金、労力奉仕のもとに再建工事を進め遷宮式典、洛西式典は平成9年10月19日、各界の名士12名臨席し厳粛にして盛大に挙行された。

春の桜、夏の涼風、秋の七草紅葉と、天然の美を備えた環境と、山頂からの鳥観は誠に素晴らしい景観です。特に霊峰富士山の眺望は気宇壮大な感動を与えてくれる。

このような「ふるさと船塚山」の景観を大切に守り、敬神崇祖の念も合わせて継承されるよう念願して止まず、ここに再建の喜びを機に記念碑を建立した次第である。(平成10年7月記念碑より抜粋)

御神木「ヤマザクラ」

船塚神社御神木ヤマザクラ

樹齢100年を越す大木。根元から倒れてしまっています。ひゃ〜大変デスゥ。最近倒れたようですね。

山頂の芝生広場は真っ平ら!だから山が台形に見えるんだね〜

船塚山山頂の芝生広場

とんすけ
とんすけ

これが山頂か?真っ平らな広場になってるよ〜

とても広い範囲が真っ平らです〜。芝生広場。桜がたくさん植えられていました。桜が咲く頃のピクニックには持ってこいですねぇ〜

簡易トイレが2つありました。安心です。

この芝生広場の奥から浅間山に向かう山道が始まっていました。浅間山から久留里線の小櫃駅(下郡駅の隣駅)に向かう登山コースもあります。

船塚山の眺望*海の向こうに都心のビル群から富士山まで見える

とんすけ
とんすけ

写真だと見えないのが残念!小櫃平野の向こうに舞浜、スカイツリー、品川のビル群などが見えます

君津市船塚山山頂からの眺め

 

とんすけ
とんすけ

川崎、横浜、横須賀まで見えます!富士山も綺麗に見えましたよ!

船塚山山頂からの眺望

 

船塚山眺望の方位略図がありました!

船塚山眺望略図

とんすけ
とんすけ

夜景は素晴らしいと推測されます〜しかし林道には街灯なし、山頂もあかりなし!夜に来るのは車でも勇気がいるぞ!

船塚山は「月山」に似ているらしい

船塚山は平野から見ると台形に見えます。この形が山形県にある「月山」に似ているそうですよ。そのことから出羽三山信仰の山となり、船塚山神社は小さいながらに本殿、拝殿形に整えています。

これが東京湾側から見た船塚山(木更津の観覧車から撮影)↓

木更津から見た船塚山

 

これが山形県の出羽三山の一つ「月山」↓

出羽三山の月山

とんすけ
とんすけ

平野の向こうに山頂が平らなお山がある!〜似てますね!

出羽三山信仰とは?

出羽三山は主峰月山を中心に北に羽黒山、西南に湯殿山が連なる山のこと。仏教ではこのような形に物が並ぶことは神聖な意味を持つとされている。この三山は、今生において悟りを開き、即身成仏を目的とする羽黒修験道の行場です。
とんすけ
とんすけ

昔からこの付近の先人は、信仰心が深かったんですね〜

船塚山頂への東口参道へのアプローチは二箇所ある

船塚山を元来た道を下山して梺の集落を散策してたら、2つ東口参道への入り口を見つけました。

石碑のところに案内看板!

船塚山への案内看板

石碑「筆子塔」横から東口参道で山頂を目指す

船塚山梺の石碑筆子塔

筆子塔とは?

幕末から明治5年頃にかけ、何処からとも知れぬ教育者が山本の里に現れた。この人物は黙斎と名乗り「仁寿堂」という塾を開き、近隣村々の子弟を集め勉強を教えた。明治5年に公布された学制頒布により閉鎖、その場所に梅の木を植えて筆子塔を建てた。その石碑には上部に横書きで「天満宮」とあり、その下に縦書きで「筆を埋めしところに梅を植えて、天満つる神の御霊が梅が香は萬代にほへ、山本の里」とあり、裏面には「明治5年晩秋、黙斎記」とある。なお台石にはこれを建立した門人たち51名の名が刻されている。(看板より)

この石碑横の坂を少し登り右折。すると東口参道入り口にたどり着きます。

圓明院横の道から西口参道で山頂を目指すルートもあり

船塚山山頂への看板

この道を入るとすぐに山道。くねくね登って行くと山頂に辿りつきます。今回この道を通っていませんが、地図を見る限り、道は急な坂道と思われます。

圓明院とは?

真言宗智山派の寺。関東八十八霊場五十四番札所。大きな赤い鐘楼は千葉県最大。地元出身ホタテマンの安岡力也氏の墓がある。

ちば眺望100景のひとつ*船塚山の場所

コメント

タイトルとURLをコピーしました