隠岐島には神社がたくさ〜〜んあります。
今日は、イカと深いかかわりのある神社を紹介します。
それは西ノ島にある由良比女神社(ゆらひめ)
◎ 由良比女神社とは?
▷ 創建
記録として最も古いのは「続日本後記」の842年(平安時代、承和9年)少なくとも1200年弱の歴史があり、平安末期には隠岐国の一宮と定められました。
▷ 主祭神
由良比女命(スセリヒメのミコト)スセリヒメはスサノオの娘でオオクニヌシの妻
海上の守護神として島民の信仰を集めています。
◎ イカ寄せの浜に立つ海上鳥居
▷ 鳥居が立つのはイカ寄せの浜
秋から冬にかけて、この浜にスルメイカやドウタリイカの大群が押し寄せ、人々はこの写真の人形のように、浜に入り手づかみでイカを捕獲したそうです。
今でも、数は少なくなりましたがドウタリイカが毎年必ずやって来るそうです。2匹寄り添って遊泳することが多いですが、それは必ずしもオスメスであるとは限らないそうです。
また、ドウタリイカはかなり巨大とか〜初めて見た人は驚くそうです。
イカに関しては漁業権云々という決まりがなく、西ノ島の子供達は、ドウタリイカを捕まえて漁協に買い取ってもらい、おこずかい稼ぎをするそうです。

子供がイカを持ち込んでも買い取ってくれるなんて〜
西ノ島の漁協はなんて素晴らしいんでしょ!!

とんすけ訪問時は8月初旬、イカは見当たりませんでした〜浜に打ち寄せるゴミが気になります〜〜
◎ 由良比女神社の拝殿にはイカの彫刻
拝殿の鴨居に「波に戯れるイカ」の彫刻があります。石灯籠にもイカが掘ってあります。
本殿には、翼がある龍の彫刻もあり、他には類を見ない特徴的な神社です。
イカが好きすぎて〜〜〜林の中にも巨大なイカのオブジェが隠れていました!!
ひえっ〜〜宇宙人かと思ったよ〜〜
◎ 由良比女神社の「イカ寄せ伝説」
その昔、由良比女命が船に乗っていた時、手をイカに噛まれてしまいました。それ以来、お詫びのしるしに毎年イカの大群が押し寄せるようになりました。
この伝説どおりに、毎年神社の前の浜にはイカの大群が押し寄せます。
昭和3年に、数万引きのイカの大群が押し寄せました。島民は大量のイカを拾い売ったお金で、畑を買ったりしたとか〜
浜に集まったイカを、手で簡単に拾えるなんて〜〜すごすぎ!!

ぜひ秋から冬に訪問してイカ拾いして見たいものです〜〜
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