河津桜といえば〜伊豆河津町の河津桜が有名ですが〜千葉県内でも鑑賞できる場所があります。
その一つ、千葉県松戸市、松戸駅からほど近い松戸神社の近く、坂川のほとりに河津桜並木があります。
2022年3月中旬の様子を写真付きで紹介します。
松戸市で河津桜鑑賞は松戸神社付近です
松戸神社横の橋を渡り、小山樋門史跡(レンガ橋)までの両側に河津桜が植えられています。
松戸神社の横からの眺め
神社のそばの河津桜はまだ小さい木が多いです。
坂川はあまり綺麗ではありませんが(^_^;)河津桜のピンクがはえる水面です。
この河津桜の木は満開!!
見所:小山樋門史跡(レンガ橋)
坂川沿いに植えられている河津桜は、この門で終了です。
レンガでできているレトロな橋。
ここからは坂川の対岸に渡り松戸神社方面へ戻るように歩こうと思います。
史跡:あなたも慶喜公気分!
江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜が明治38年4月28日この場所から撮影したステレオ写真。
ステレオ写真とは、立体写真とも呼ばれ、二つのレンづを平行に並べたステレオカメラで同時に2枚の正方形の画像を撮影した写真のこと。専用ののぞきメガネを使うと立体的な画像を見ることができるそうです。
まだ水も綺麗だった坂川の原風景です。
このすぐ近くにある戸定邸に、とても仲の良かった弟、徳川昭武が住んでいたので、慶喜公は明治になってから度々松戸を訪れ、貴重な写真を撮影したと云います。
↓写真を撮る慶喜公↓
後ろ姿の人物が写真撮影中の慶喜公。彼と同じく写真を撮っていた昭武が撮影しました。
この写真が撮影された38年前の慶応4年4月11日、江戸城開城にともない、上野の寛永寺で謹慎していた慶喜は水戸へ向かい、最初に宿泊したのが松戸宿でした。のんびりと撮影を楽しむ前将軍の背中に激動の時代を重ね合わせてみると、坂川の風景も一味違って見えてくるようです。
河津桜の濃いピンク色は青空に映えます
2022年は松戸宿坂川の河津桜祭りは中止になってしまいましたが〜綺麗に咲いてくれました!!
松戸市坂川の河津桜:動画
動画もあります!
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